思い切って距離を詰めて

あなたに幸せになってほしい。

書籍編集者を辞めることを決めたきっかけ

夜のテンションと悲しみの勢いで書き殴ってるのでかなりテキトーです。自分の心を守るために書いてます。

 

私は転職して編集プロダクションに入社しました。何かを作り出す仕事がしたくて、出版業界と広告業界に元から憧れがあったこともあり、大好きな本を作れる仕事につけたのはとても嬉しかったです。

実際に入社してみると面白い!

台割作って、ラフきって、イラストレーターさんに依頼して。時には漫画のラフを描いたり、物語を作ったり、クロスワードを作ったり。こういう仕事までするんだ!と大変だけど、楽しかったです。

新しい本を作るたびに、新しい知識が入ってくるのがとても嬉しかったし、奥付に自分の名前が載ったり本屋さんで見かけると心が弾みました。

 

入社して2年半経ちました。

時々落ち込んだり、社内で泣いてしまったりはあったけど、1年前よりもぐんと仕事に慣れて少しの自信もあったりして。社長にこの仕事向いてるよって言われたりもして。

 

でも、まさに今、監修の先生に毎日電話で責められてもう苦しくて、年内に辞めようと決意しました。監修の先生は絶対だから、多少のことはこちらからもお願いできるけど、先生に機嫌を悪くされると本ができないから、基本はとにかく下手に下手に。先生は言いたいことを私にぶつけられるのに、私は全部飲み込んで謝ることしかできない。なんでこの人はこんなきつい言い方をするんだろう。1回言えば伝わるのになんで毎回言ってくるんだろう。それって私を傷つけるために、その言い方を選んで毎回言ってくるんだろうなって思うと苦しいです。最初は先生に責められても、でも先生だって悪いでしょって心の中で思ってたけど、昨日から先生の言葉と自分の思いのズレみたいなのが苦しくなって、先生が言うなら全部私が悪いなって受け入れようと思うようになりました。休みの日も先生がこわくて、料理してもテレビ見ても泣いてしまいます。

 

このままじゃ私の心が死ぬと思ったから、年内に辞めます。

正直この先生と関わるのはもうあと1ヶ月もないから、ここを乗り越えればまた1年も2年も続けられると思います。

でも、たまに思うことがあって、版元さんや先生、イラストレーターさん、ライターさんに、私は気持ちよく仕事をしてほしいと思うけど、編プロの私のことを誰が守ってくれるんだろうって。

残業時間と大変さと心の擦り減りが、本ができたときの喜びとか知識を得る楽しさよりも、何十倍も上回ってて、全然報われないと感じてしまいました。

 

鬱で辞めた先輩やパニック障害になった先輩たちを近くで見てきて、わたしはそんなに真面目じゃないし抱え込まないし、自分は大丈夫だろうと漠然と思ってました。でも、この1週間ほど深夜まで働いて、家では泣いて、ベッドから出る気力もなくて。私も鬱になってしまう可能性が十分にあると知りました。そうなる前に、辞めたいです。

 

この気持ちをどこかに残しておきたくて、久々にはてなブログを書きました。とても暗いし、文章も散らばってるけど、1年後に読んでこんなこともあったよなーて思えたらいいな。