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バケモノの子 感想

こんにちは!今回は細田守監督の最新作「バケモノの子」の感想です!友達が試写会に当たって連れてってくれました(*^^*)がっつりネタバレあります。それでも大丈夫だという方のみどうぞ見てってください。
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一言で言うのは難しいけど、正直なところ期待外れでした。「サマーウォーズ」「時をかける少女」が大好きなので、それらと同じくらい、気持ちを揺さぶってくれるんやと思ってたのがダメでした、、私が期待しすぎてたっていうのもあると思います。

ストーリー自体はすごいシンプル。シンプルすぎて物足りないくらいです。父子の関係と、人間の世界とバケモノの世界っていう2つの世界を行き来する主人公。でその2つの間で迷います、最後は人間の世界で生きます!みたいな感じ。「おおかみこどもの雨と雪」も2つの世界で迷うけどそれと似た感じです。

私が気になったところをさらさらと書いていこうと思います。

まず、最初はめちゃくちゃかっこよかった!!!炎がとにかくかっこよくて、これからの始まりにぐんぐん期待が膨らみました!

初めて、チコに出会う場面でよく触れるなぁと思ってしまいました(笑)それ衛生面やばくない?と(笑)そういう風に思っちゃう自分が嫌やなと思いました(笑)ただ、ネズミって思った生物を頭に乗したり名前つけたりっていう感覚は最後まで理解できない。個人的にあういう小さい意味わからないキャラクターが苦手っていうのも大きいんですけどね。プリキュアとかにいた小さいのなぜかすごい苦手。あと、九太は何を食べてたの?何をチコにあげてたの?笑 豆腐?食パン?この映画、あんまり食べ物が美味しそうじゃない、、、卵かけ御飯、、おいしいのに(笑)


九太と熊徹の師弟関係は最初から最後まで本当によかったと思います。ずっと喧嘩腰だけど、お互い本当は尊敬してるし、相手を大事に思ってるっていう。ありがちだけど。2人の掛け合いは観てて楽しかったし、面白かったです!いざっていう時でも、言い合ってるのがいいなぁと思いました。
九太が少しずつ成長して、熊徹に逆に教えるっていうところもすごい好きです。素直じゃないながらも、弟子に教わる熊徹も可愛かった!
九太と熊徹と多々良と百秋坊でいろんなとこの宗師の話を聞きに旅するところがなんだかんだ1番好きなシーンだったかも。それぞれの宗師のキャラクターも個性的で、映像もすごい綺麗でした!

あとは、本当に私の勝手なんですけど、楓が登場した瞬間あ〜って思っちゃいました。結局、恋愛ね。みたいな。今までの作品も恋愛がメインだったりしていたので、恋愛自体は全然いいんですけど、あまりにもバケモノの世界が魅力的だったので、人間の世界に興味を持って欲しくなかったです。完全に私のワガママだけど(笑)これ、そっち行く流れかぁともう楓が出た時に予想できてしまった。

次期宗師を決めるシーンは本当に迫力ありまくりで、すんごいかっこよかったです!!!!ここだけじゃなくて、最初あたりの熊徹と猪王山(ずっとヨーゼンて名前かと思ってました)との広場みたいなとこの戦いも本当によかったです!!2人がぶつかって揺れるグラスとか、勢いがすごくて圧巻でした。
ここでも、お決まりのパターンで熊徹がもうダメだって時に、九太の声で復活するっていう。最初あたりの広場の戦いでも熊徹がボロボロでそれにげきを飛ばす九太っていう流れがあったから、ここでも熊徹に九太がなんか声かけるんやろなぁと思ったら、ほんまにそれで。反復って面白いは面白いけど、予想できてしまうところがなんとも言えない、、、友達も分かったって言うてたし、ここは観てた皆さん予想できたと思います。いい場面ではあったけど、驚きはなかったです。あと、この場面、本当に染谷将太さんがんばって欲しかった。彼の演技好きやから、期待してたけど、ここはひどかった。全然声通ってへんやん!これ絶対こんな広いスタジアムで熊徹に聞こえてへんて(笑)って思ってしまいました。

そして、なんやかんやあっての暴走する一郎彦。一郎彦を倒すためには自分の胸の空洞に取り込んで、自分ごと剣で刺すしかない!という九太。いやいや、お前なんでそんなん知ってんねん。当たり前みたいにこれしかない!って言っとうけど、どっからその発想がでたんかもわからんし、誰にいつ教わった?っていう疑問がすごいでてしまいました。ここが私の最大のモヤモヤポイントやったかもです。
そして、さらにイライラしてしまうのが、戦いについてくる楓。いや、女の子がついてくるっていうのは本当にもうしょうがないこれまたお決まりのパターンだけど、、、。前に進みでてなんかしてくれんの?って思ったら、呼びかけるだけかよって。まぁ、ここで楓がすごいことしても、それもまたなんでやねん(笑)って思っちゃうけど。
ただ、暴走する一郎彦はぜひ観て欲しいです!!!!本当に!!!!ここの映像の美しさはどんだけ文字に表わそうとしてもできない!!!私には!笑
ここで、ちょくちょくでてきた、ハーマン・メルヴィルの『白鯨』が意味を持ってくるんだと感動!!!!!!!!ちょうど授業で先生が紹介してくださっていたので、そこにも感動(笑)
白鯨というよりも、青鯨なんですけど(笑)それが、渋谷を泳ぎ回るんです!!とにかく綺麗で本当に綺麗で。ここ、1番力入れたんじゃない?っていうくらい、びっくりするくらい綺麗で。鯨の怖さよりも美しさがすごくて。ここがなかったら、別にこの映画を勧めようとは思わないんですけど、ここがあるから観て欲しい!って私は思います。この場面を観るだけでも、この映画を観る価値はあると思います。

映画の本当にラストあたりで、楓がバケモノの世界に来てて、またちょっとモヤモヤ。誰でも来れるとこなん!?楓が来れるんやったら、九太が人間の世界で暮らす魅力が半減するように思うのですが。これやったら、楓も一緒にバケモノの世界におればいーやんて思ってしまいました。主人公の特別感もなくなっちゃうし、人間の世界で暮らす理由が弱くなる。まぁ本当のお父さんがおるっていうのが1番理由だとは思うけど。
 



全体的に、絶対観て欲しい!っていう映画だと自信を持って言うことはできないけど、もし迷っているなら観ても損はないです!(一郎彦の鯨を観て欲しいので)
背景とかすごい丁寧で、リアルでした!
バケモノの世界に初めて行くところの、鹿?だったりの影絵の場面は、本当に素敵でした!あと花瓶!あれもなんかの作品のパロディ?的なものなのか気になりました!バケモノの世界に来たばかりの九太のさまよい回るところの視線の低さとスピードは臨場感がすごかったです。
あと、キャラクターが素敵でした。私のお気に入りは、熊徹、かっこいい!百さん、1番好き、包み込むような優しさがよい、騒がしい中での落ち着きが素敵!宗師、とにかく可愛いよぉ、のにすごい!二郎丸、お前いいやつやったんかぁ、ギャップがすごい!あと、地味に好きなのが賭けをする3人組、面白かった!という感じです(笑)

だらだらと思ったことをそのまま書かせてもらいました。予想通りみたいなことけっこう書いてしまったけど、私は九太の本当のお父さんは熊徹なのかなぁと思って観てたら、そんなことは全然なくて、普通に予想外れました(笑)あと、監視カメラからの視点がちょくちょくあって、バケモノの世界から見た人間の世界的なものとリンクしてるのかなぁと勝手に想像していたけど、それも特になかった(笑)鯨が監視カメラには映っていないってことを言うための監視カメラやったような気がします。

自分が変な期待をして観てしまったのがもったいなかったように思います。でも、細田守監督作品て言われたら、期待しないほうがむりだ(笑)